クールマイユール Courmayeur
クールマイユール (Courmayeur)は、モンブランの南東側にあり、イタリア有数の山岳リゾート地。
【アクセス】
アオスタ(Aosta)から西のフランス国境に向かってバスで1時間にある町です。
途中の街道の脇には中世に建設された多くの城を見ることができます。
サール(Sarre)には、13世紀に建設され、19世紀に王城となった城(Castello Real di Sarre)が、アイマヴィッル(Aymavilles)には四隅に円塔のある12世紀の城(Castello di Aymavilles)が、サン・ピエール(Saint Pierre)には岩の上に12世紀の城(Castello di Saint-Pierre)と、ドーラ・バルテア川の横には14世紀の城(Castello Sarriod de La Tour)があります。→コーニュ(Cogne)の項を参照ください。
【観光】
フランスとの国境にある町で、アルプス山系の中をトンネルでフランスとつないでおり、トンネルを出るとシャモニー(Chamonix)です。
フランスとの国境にあるのが、4810mで西ヨーロッパの最高峰のモンテ・ビアンコ(フランス名:モンブラン)です。六個の頂きを持つグランド・ジョラス、プンタ・バレッティ、など周囲を4000m級の山々が取り囲んでいます。
フランスからの観光客が多いのか、町にはフランス語が飛び交い、表示にもフランス語が併記されています。冬はスキーで、夏はトレッキングや山岳登山で賑わう一大観光地です。
クールマイユール公式サイト
https://www.comune.courmayeur.ao.it/
1. Santuario Notre-Dame de Guérison 聖母マリア修道院
クールマイユールからモンテ・ビアンコ通り(Viale Monte Bianco)をエントレヴェス(Entreves)に向かって北上し、途中からバーニ通り(Via dei Bagni)と名前が変わり、さらに北上します。スーパー「カルフール(Carrefour Express)」を右に見て、直ぐ左の細いヴァル・ヴェンイ通り(Via Val Veny)に入り、ドーラ・バルテア川を渡って、突き当たりを右折。ヴァルヴェンイ(Val Veny)通りの結構きつい坂道を登って行くと見えてきます。
右折してから2.5kmほどです。クールマイユール中心部からですと4kmほどになります。
国道26号からも離れています。位置としてはエントレヴェスの西側になりますが、エントレヴェスに入ってしまうと川を渡れずに、戻ることになります。
苦労してたどり着きましたが、中には入れませんでした。
こちら↓「The Notre Dame de Guérison Sanctuary」
には「夏期のみアクセス可能」と記載されています。入館無料とのこと。
聖堂内部の写真です(Wikimedia Commonsより)。
2. San Pantaleone 聖パンタレオン聖堂
クールマイユールの街の丘の上にある聖堂で、18世紀に建設されています。ネオクラシック様式の鐘楼があります。
聖堂内部の写真 (Wikimedia Commonsより)